シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 終わった。きれいな終わり方ね。
シン・エヴァ観てきました。いや~オモシロかった。
キャッチコピーになってる「さらば、全てのエヴァンゲリオン」がしっくりきました。
(C)カラー (C)カラー/Project Eva. (C)カラー/EVA製作委員会
25年も経てば捉え方も変わる
1995年、TVシリーズ放映当時は自分は学生でした。シンジくんと同じように葛藤と自分責めと責任回避の日々ね。
それから25年以上が経ち、自分はオッサンに。。。
自分が責任を持つ立場になり、人生の折り返しを過ぎたことで、エヴァの登場人物から発せられるセリフの意味や立場を自分なりに理解できるようになりました。
興味の対象が裏設定やら伏線やら、小難しいことから、登場人物の想いや立場に目が行くようになった
ゲンドウさん:
最愛の人に再開するため地球の生命を犠牲にする程、深い悲しみと孤独だったんだね(迷惑な話、ホントに)
シンジくん:
自分の殻を破りオヤジと向き合えたのね。自分の行動に責任を持つ覚悟を持てたからですね。
母親の強さをもってさらに魅力的な女性になった
リツコさん:
ゲンドウさんを躊躇なく撃つのねw
カジさん:
やっぱり、その立ち位置おいしいわ
トウジ、ヒカリ、ケンスケ:
この世界で立派な大人になられたのですね。
第3村の人々の生活描写が心に響いた。
この何気ない日常がいちばんの幸せなんだ。
マリ:
いいね。旧シリーズと新劇場版をつなぐ重要人物だわ。
:Qでゲンナリしてたけど、エヴァはやっぱり面白い
シン・エヴァ劇場版『:序』『:破』までは新しい要素を組み込みつつTVシリーズに沿った内容で楽しめていましたが、前作にあたる『:Q』で突き放されて観る気を失っていました。
が、『:||』は十分すぎるほど楽しめました。人物に興味を持てるようになったからかな。
「NEON GENESIS =新世紀」が終了
社会現象まで起こしたメジャー作品が終わりを迎えました。裏設定と伏線多数の超大作なのにキレイな終わり方でしたね。
映画終了後、良い年したオッサンが泣いてましたけど分かりますその気持ち(自分は泣いてない)。
もうエヴァを操縦しなくても良くなったシンジくん、もうエヴァを追いかける必要がなくなったオッサンの喪失感と安堵感ですかね(もういいお年頃ですので)
これだけの物語を創り上げ完成させるって途方もないエネルギーが必要ですね。そのエネルギーを生み出す原動力はどこから来るのだろう。想像できません。尊敬しかないです。
ありがとうございました。
では~